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私たちが見ている映像は「過去15秒間のダイジェスト」との研究結果、脳が膨大な視覚情報を効率的に処理できる理由が判明|GIGAZINE

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スコットランドのアバディーン大学、
カリフォルニア大学バークレー校の研究チームは、
目から入っていくる膨大な情報から
脳が安定した映像を生み出しているのは
なぜかを調べるべく、ひとつの実験を行いました。

実験は、インターネットで募集した約100名の
被験者を対象として、彼らに時間を追うごとに
変化する映像を見せるというもの。

その映像は、子どもの顔が2つ表示されて
「これは双子の顔で、年齢も同じです」と案内され、
映像には顔の中心部だけが使用されており、
その映像の右側の顔は隠され、左の顔だけを
見続けてもらい、約30秒後に左の子どもの顔が
何歳に見えるかを答えるというもの。

左の顔は30秒の間に少しずつ成長していて
最終的にはまったく別の顔になるように
作られていますが、被験者は映像を見てどのように
回答したでしょうか。またそのように回答する
理由として考えられることとは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

過去の研究により、1秒間の人の脳の活動がスーパーコンピューター・京の40分に匹敵するなど、脳は非常に高度で複雑な情報処理を行っていることが明らかになっています。新たな研究により、脳に入ってくる情報の大半を占める視覚情報が効率的に処理されているのは、脳が「リアルタイムの視覚情報ではなく過去15秒間の映像の集約」を見ているからだということが確かめられました。

情報源: 私たちが見ている映像は「過去15秒間のダイジェスト」との研究結果、脳が膨大な視覚情報を効率的に処理できる理由が判明

 


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