ジャガイモ、ナス、トマトなどの根に
被害を与える線虫である
ジャガイモシストセンチュウ。
根に侵入して栄養を奪うため
被害は甚大で、その生態から駆除が
難しい害虫でもあります。
植物検疫ギャラリー（侵入を警戒している主な病害虫）｜植物防疫所
https://www.maff.go.jp/pps/j/introduction/gallery/byougai.html
（注：リンクのサイトには虫の画像が掲載されています）
国際熱帯農業研究所・
国際昆虫生理生態研究センター・
ノースカロライナ州立大学の合同研究チームは、
害虫に対して有効な化学物質を含んだ
多孔質繊維の袋に入れてから
植物の種を植えるという方法で
研究を進めていました。
この研究でさまざまな多孔質繊維を試した結果、
最適だとわかった繊維とは？
詳しくはリンク記事でご確認ください。
発展途上国のジャガイモ栽培に壊滅的な打撃を与えている「ジャガイモシストセンチュウ」を「バナナ繊維が原料の紙袋」で抑制することができるという研究結果が発表されました。特に広範な被害が確認されているケニアで行われた小規模実験では、収穫量が最大5倍になったと報告されています。
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