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女子の方が男子より「学業の失敗を才能のせいにする」傾向が強い、裕福で平等主義の浸透した国で特に顕著|GIGAZINE


男女という性差に関するステレオタイプな
考え方に、私たちは知らず知らずのうちに
影響を受けていることがあります。
今回は、「男性が女性よりも知能面で才能がある」
というステレオタイプに関して大規模データを
用いて分析した研究をご紹介します。

フランス国立科学研究センターの研究チームは、
2018年に実施されたOECD生徒の
学習到達度調査(PISA)のデータを用いて
分析を実施。

PISAに設定された質問の中に
「自分が失敗した時、自分に十分な才能が
ないのではないかと不安になる」
という文章について、どの程度同意するかを
尋ねる質問があり、これに同意する割合について
合計72カ国に住む50万人以上の
生徒から収集したデータで分析。

分析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

「理数系は男性の方が得意」「女性は感情的」といった性別に関するステレオタイプは、学業成績や社会に進出した後のキャリアにも影響を及ぼすため、こうしたステレオタイプを解消することが必要とされています。72カ国50万人の学生を対象にした大規模調査を基にした研究からは、女子学生の方が男子学生よりも「学業の失敗は才能のせい」と考える傾向が強く、さらにこの傾向が平等主義の浸透した国で特に強いことが判明しました。

情報源: 女子の方が男子より「学業の失敗を才能のせいにする」傾向が強い、裕福で平等主義の浸透した国で特に顕著

 


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