ヒトは言語によるコミュニケーションを
おこなっていますが、サルは声の大きさや高さ、
そして発声時の長さなどでコミュニケーションを
図っています。
京都大学、獨協大学、ウィーン大学、
ザルツブルグ・モールァルテウム大学、
アングリア・ラスキン大学、ケンブリッジ大学、
南デンマーク大学、ドイツ霊長類センターなどの
国際共同研究グループは、
こうしたコミュニケーション時の発声の際の
音源をつくる声帯の形態と、
その振動特性や音響学的効果について、
解剖学、行動学、神経科学、工学的実験、
数値シミュレーションなどのさまざまなアプローチでの
検証を実施しました。
サルとヒトの声帯はどのように違っていたのでしょうか?
それぞれの特徴とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
ヒトは、多様な母音や子音を一息の中で連続的に連ねて言語コミュニケーションをしています。一方、サル類は、声の大きさや高さ、長さなどを手かがりに音声コミュニケーションしています。 西村剛 ヒト行動進化研究センター准教授、宮地重弘 同准教授、兼子明久 同技術専門職員、木下勇貴 理学研究科博士後期課程学生、クリスチャン・ヘルブスト 同特任准教授(現:オーストリア・モーツァルテウム大学研究員)、小嶋祥三 名誉教授、香田啓貴 同特定准教授(現:東京大学准教授)、松田哲也 名誉教授、今井宏彦 情報学研究科助教、徳田功 立命館大学教授、石村憲意 同助教(現:DENSO)らの研究グループは、ヒトの声帯形態は音声言語に適応して進化していたことを明らかにしました。
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