私たちが暮らす環境は日々変化しており、
植生が変わったり、気候が以前とは変わったと
感じることも増えています。
また、海も同様に生息域がわかっているものだけでなく
まだ発見されていない生き物も多く存在し、
生息域も変化いるのかもしれません。
今回は、若狭湾の浅い海を採泥器という
器具を用いて探索したところ、新たな生き物を
発見したという記事をご紹介します。
京都大学、高知大学、島根大学、
千葉県立中央博物館の共同研究グループは、
京都大学舞鶴水産研究所の目と鼻の先にある
若狭湾の水深26〜28mの浅い海底を
スミス・マッキンタイヤ型採泥器を用いて、
泥の中を調査し、甲殻類の新種を発見。
発見したのは、「スナモグリ」という甲殻類ですが
このあたりでは見慣れないものだったそうです。
その形状やDNA解析の結果、
わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
邉見由美 フィールド科学教育研究センター助教と伊谷行 高知大学教授、大澤正幸 島根大学客員研究員、駒井智幸 中央博物館研究科長との共同研究グループは、京都大学舞鶴水産実験所から目と鼻の先に位置する若狭湾の浅い海底から未記載の甲殻類を発見し、新種「ワカサスナモグリCallianassa ogurai」として記載しました。種小名oguraiは、調査にご尽力いただいた舞鶴水産実験所の小倉良仁船長に献名しています。
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