国家を率いる指導者、特に首相や
大統領といった国の方針を決める存在は
その舵取りが国に大きな影響を及ぼします。
研究当時オハイオ州立大学に在籍していて、
現在はリボン・カレッジで助教を務める研究者が
「アメリカ大統領の性格と戦争の期間」についての
関連性を調査した研究をご紹介します。
研究では、1897年から2009年まで
大統領を務めたジョージ・W・ブッシュ氏まで、
合計19人の大統領の性格を
過去のデータセットに基づいて評価。
大統領に関する著作を持つ
歴史家や専門家の知識を利用して
200以上の質問に基づく人格検査を完成させた
とのことで、このデータセットをもとに
「自己主張の強さ」「興奮を求める傾向」
「謙虚さ」「コンプライアンス」「素直さ」という
ナルシシズムに関する5つの項目を分析した結果とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
戦争の契機やそれが長引く理由にはさまざまなものがありますが、要因の1つに国家の方針を決める指導者の存在があります。歴代アメリカ大統領の性格とアメリカが参加した戦争の期間について調査した研究では、「大統領がナルシストだと戦争が長引きやすい」という関連があると示されました。
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