以前、尿検査によって特定のがんを発見する方法が
開発されたという記事をご紹介しました。
尿検査で「がん」を特定する技術を開発(名古屋大学)|大学ジャーナルオンライン
https://andla.jp/wp/?p=3082
今度は、東京大学大学院農学生命科学研究科の
村田幸久准教授と前田真吾助教らの研究グループが、
食物アレルギーを発症させたマウスの尿中に、
この病気に特異的かつ症状の程度に比例して
尿への排泄量が増える分子を発見したという記事です。
どの食物アレルギーがあるかを確認するためには、
現在は「経口抗原負荷試験」という、実際にアレルゲンを
食べさせて状況を観察する方法が主であって、
これはアレルギーのある患者にも負荷が高い検査となっています。
尿検査でわかるとすると、その負荷が軽減されるだけでなく、
短期間で簡単にチェックできるようになる可能性があります。
詳しくはリンク記事をご確認ください。
東京大学大学院農学生命科学研究科の村田幸久准教授と前田真吾助教らの研究グループは、食物アレルギーを発症させたマウスの尿中に、この病気に特異的かつ症状の程度に比例して尿への排泄量が増える分子(PGDM:prostaglandin D metabolite)を発見した。
情報源: 食物アレルギーを尿で診断できるバイオマーカーの発見 東京大学ら | 大学ジャーナルオンライン
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