学習ニュース拾い読み記事のアイキャッチ画像

子どもへの体罰は発達リスクを増加させるだけで悪影響しかないと20年の研究を総括|GIGAZINE

厚生労働省では、毎年11月を
「児童虐待防止推進月間」と定め、
児童虐待問題に対する社会的関心の
喚起を図るため、集中的な広報・啓発活動を
実施しています。

体罰等によらない子育てについて|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/no-taibatsu/

今回は、カナダの大学が体罰に関する
過去の研究を分析した結果をご紹介します。

カナダのマニトバ大学の研究チームは、
1990年から2012年までの20年間に
公開された体罰関連の研究を分析。

過去の研究から、体罰に関する研究が
どのように変化しているかについてや、
体罰を受けた子どもは攻撃的な性格に
なるのかどうかを分析した研究や、
成人期における精神的健康への影響、
そして、罰と虐待についてなどの研究結果を
紹介しています。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

幼少期の子どもを教育するために体罰を用いると、体罰を受けた子どもは社会適応性や言語・運動能力の発育が遅れやすいという研究や、怒鳴りつけて叱ると素行不良やうつ病につながるという心理学研究などがあります。カナダにあるマニトバ大学の研究者がカナダ医学会ジャーナル(CMAJ)に掲載した論文では、1990年代から20年間にわたる研究の流れをまとめつつ、「子どもの体罰に関するリスクと効果」の結論を再確認する重要性を説いています。

情報源: 子どもへの体罰は発達リスクを増加させるだけで悪影響しかないと20年の研究を総括

 

[PR]