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「寄生虫」がオオカミを群れのリーダーに仕立て上げていることが判明|GIGAZINE

トキソプラズマ症は、トキソプラズマ原虫という
寄生虫によってかかる病気です。
ネコの糞便や病原体を媒介する虫やネズミから
ヒトに感染することもあります。

トキソプラズマ症|厚生労働省検疫所FORTH
https://www.forth.go.jp/useful/infectious/name/name24.html

このトキソプラズマですが、人間にも感染し、
感染するとホルモン量の分泌が変化したり、
行動や性格が変化することがわかっているとのこと。
こうした影響がオオカミではどうなのかを
調査した研究をご紹介します。

モンタナ大学の研究チームは、
オオカミがネコ科の大型肉食獣である
ピューマも生息しており、ピューマのエサを
横取りしたり、ピューマやピューマの
排せつ物を食べたりしてトキソプラズマに
感染する可能性がある
イエローストーン国立公園にいる
ハイイロオオカミ229頭から
合計256の血液サンプルを採取。

分析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

「トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)」という寄生虫に寄生されたオオカミは、そうでないオオカミより群れのリーダーになる確率が高く、群れを離れて一匹オオカミになる可能性も高いことが分かりました。

情報源: 「寄生虫」がオオカミを群れのリーダーに仕立て上げていることが判明

 

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