日本の都市景観は、欧州などと比べると、
一定の基準て統一された感じはなく、
建造物の高さや形状もバラバラで
広告が目立つといった印象があります。
かつて建築家の芦原義信氏が
著書『街並みの美学』で日本の景観について
疑問を呈し、街路に沿って展開する
建築物の外郭線を第一次輪郭線、
その建築物の屋上や壁面に設置されている
看板類や広告物を第二次輪郭として
分析を行ったそうですが、人力に頼った
分析手法ではヒューマンエラーなどの
難しい問題が生じてしまいます。
東京大学先端科学技術研究センターの
研究グループは、都市景観のどこが広告や
看板なのかを一枚一枚確認していく
アノテーション作業を行い、第二次輪郭線を
抽出する独自の機械学習モデルを作成。
また、街並みを構成している個々の建築物の
連なりが創り出す街並みを定量分析するために、
空間クラスター分析手法も試みたそうです。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】ビッグデータと機械学習を用いた「感性的なもの」の自動抽出手法の提案―デジタルテクノロジーで『街並みの美学』を読み替える― | 日本の研究.com
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