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地球温暖化に伴う超高層大気の収縮をX線天文衛星で解明 -逆転の発想!捨てられた天体観測データを大気観測に転用-|埼玉大学

地球には大気があり、その大気は高度によって
密度が薄くなっていきます。

大気の構造と流れ|気象庁
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/whitep/1-1-1.html

現在、高度300km以上の超高層大気の
密度変動は、人工衛星の軌道変化から
比較的よく推定されているそうです。
一方、温室効果ガスの増加で最も激しく
収縮すると考えられる中間圏・下部熱圏の
超高層大気密度の密度測定データは乏しく、
この領域を安定して周回する人工衛星が
存在しないため、密度の測定が困難なのだそうです。

埼玉大学、京都大学、宮崎大学、日本大学、
理化学研究所の国際研究グループは、
X線天体観測と地没(天体が地球に隠される)が
切り替わる一瞬に着目。
1994年から2022年にかけて、日米5機の
X線天文衛星「あすか」、「RXTE」、「すざく」、
「NuSTAR」、「ひとみ」の観測データを
組み合わせた28年間の大気密度のデータを解析。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

学習ニュース拾い読み記事のアイキャッチ画像情報源: 地球温暖化に伴う超高層大気の収縮をX線天文衛星で解明 -逆転の発想!捨てられた天体観測データを大気観測に転用-(大学院理工学研究科 勝田哲准教授 共同研究)

 

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