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魚は淡水中より海水中でより多くのマイクロプラスチックを飲む|東京大学

マイクロプラスチックによる環境汚染問題が
取り上げられることが増えています。
微小なマイクロプラスチックは、魚類が
呼吸や水分補給の際に水を飲み込む動作で
取り込まれていきます。

その際に、海水域と淡水域で取り込みや
影響が異なる可能性については、
これまでほとんど注目されることはなかったそうです。

東京大学、大気海洋研究所による研究チームは、
海水性だが淡水にも適応できるジャワメダカと
淡水性だが海水にも適応できるミナミメダカの稚魚を、
それぞれ海水および淡水に適応させてから、
マイクロプラスチック粒子
(蛍光ポリスチレン、1µm、注3)に対する
曝露実験を行い、曝露開始1、3、7日後に
一部の個体を採取し、体内の粒子の分布を
蛍光顕微鏡で観察。

また、組織中のマイクロプラスチック粒子を抽出して
粒子数の計数を実施したそうです。
その結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

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東京大学のヒルダ・マルディアナ・プラティウィ大学院生(大学院新領域創成科学研究科)、髙木俊幸助教、スハイラ・ルスニ特任研究員、井上広滋教授(大気海洋研究所)による研究チームは、海水性だが淡水にも適応できるジャワメダカ、および淡水性だが海水にも適応できるミナミメダカの稚魚を、それぞれ海水および淡水に適応させてから、マイクロプラスチック粒子(蛍光ポリスチレン、1µm)に対する曝露実験を行い、どちらの種においても、淡水中よりも海水中で、稚魚がより多くの粒子を取り込むことを発見しました。

情報源: 20230310|学術ニュース|東京大学大気海洋研究所

 

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