ウルシの幹に傷を付けて採取した樹液を
塗料や接着剤として使用する漆は、
日本の伝統文化として広く知られています。
近年では国産漆の供給が危機的状況にあり、
⽇本で使⽤される漆のおよそ9割が中国産で、
国産漆はわずか1割程度しか⽣産されて
いないそうです。
その国内産の漆のうち、⽇本の漆⽣産量の
約8割を占める岩⼿県では実⽣苗が
使われており、国内の漆⽣産第2位
で約1割を⽣産する茨城県では
主に分根苗が使⽤されているそうです。
九州大学、国⽴研究開発法⼈
森林研究・整備機構森林総合研究所の
研究グループは、茨城県の同⼀林齢ウルシ林で
遺伝的組成や漆⽣産量の指標となる
因⼦を解明するため、7林分における
ウルシ546個体のDNA調査を実施。
分根苗によるウルシクローン林のウルシの特徴とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
-漆⽣産量の多い個体を選抜し、国産漆増産に貢献-
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