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牧野富太郎博士ゆかりの水草ムジナモ(絶滅危惧IA類)国内自生地を発見|新潟大学


ムジナモは、浮遊性の水草で葉がハエトリグサと
同じような二枚貝のような捕虫器官になっていて、
ミジンコなどの動物プランクトンを捕食する植物です。

ムジナモ|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/ムジナモ

このムジナモですが、国内では1890年に
牧野富太郎博士によって発見されて以降、
国内の複数の場所で発見の記録がありましたが、
1960年代後半までには国内のすべての
野生個体群が消失し、人為的に再導入された
2個体群のみが現存していると考えられていました。

中央大学の研究者がゲンゴロウ調査の際に
石川県内の農業用のため池でムジナモと思われる水草を発見。
中央大学、国立環境研究所の
研究グループは、現地調査を実施するとともに、
その標本を新潟大学に送り、詳細な形態観察と
遺伝解析を実施。
解析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

中央大学理工学部の西原昇吾兼任講師は、2022年10月、石川県内の農業用ため池において「ムジナモ」を発見しました。国立研究開発法人国立環境研究所気候変動適応センター気候変動影響観測研究室の西廣淳室長と本学教育学部の志賀隆准教授の参加により現地環境調査と遺伝解析を行った結果、発見されたムジナモは人為的に導入されたものではなく、環境改善の結果出現した自生個体群である可能性が高いと判断されました。

情報源: 牧野富太郎博士ゆかりの水草ムジナモ(絶滅危惧IA類)国内自生地を発見 | 研究成果 | ニュース – 新潟大学

 


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