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漢字の手書きは文章力の発達に独自の貢献をする―読み書き発達の二重経路モデルの提唱―|京都大学

漢字ドリルを使っていた経験がある人は
多いかもしれません。漢字を覚えるために
同じ漢字を何度も書いて練習したことを
思い出します。

しかし、最近ではデジタル化が進んだことで
手書きで漢字を書く機会が減っています。
今回は、読み書きの発達と漢字を手書きで
書くことの関係を調べた研究をご紹介します。

京都大学の研究グループは、
2019年10~11月または2020年1~2月の
期間に漢検と文章検の両方を受検した
合計719名の中高生の成績データを解析。
また、文章検の成績から文章読解力と
文章作成能力の得点を算出し、
漢字と文章という2つの水準の
5つの読み書き能力の間の関係性を調査。

解析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

 大塚貞男 医学研究科特定助教、村井俊哉 同教授の研究グループは、公益財団法人日本漢字能力検定協会が実施している日本漢字能力検定(漢検)と文章読解・作成能力検定(文章検)の両方を受けた中高生の受検データを解析し、漢字の手書き習得が文章力の発達に独自の貢献をすることを明らかにしました。

情報源: 漢字の手書きは文章力の発達に独自の貢献をする―読み書き発達の二重経路モデルの提唱―

 

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