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砂まみれの草を食べる「牛の歯」が一体なぜすり減らないのかが判明|GIGAZINE


牛は反芻を行う動物で、4つの意を持っており、
反芻胃に送って部分的に消化した後、
再び口に戻して咀嚼するという過程を繰り返して
消化を行います。

反芻|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/反芻

牛は、砂や泥ごと草を食べてから、定期的に
口の中に戻して歯でかみ直していますが、
他の草食動物よりも歯が磨耗しないことで
知られているそうです。
では、なぜ歯が磨耗しないのでしょうか?

ゲッティンゲン大学、チューリッヒ大学、
フリーステート大学の研究グループは、
砂や泥ごと草を食べてから、定期的に口の中に戻して
歯でかみ直す反すうを行う牛などの反すう動物が、
他の草食動物より歯が摩耗しないようになっている
理由を調べるため、4頭の牛に砂を混ぜた
牧草飼料を与え、反すうのために口に戻したエサと
排出したフンを採取して解析。

解析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

 

「古代エジプトのミイラの歯がよくすり減っているのは、石臼でひいた麦のパンに混じった砂で歯が削れてしまったせいだろう」という(PDFファイル)説があるように、食べ物に含まれる砂や小石は歯の天敵です。ところが、砂や泥ごと草を食べてから、定期的に口の中に戻して歯でかみ直す反すうを行う牛などの反すう動物は、他の草食動物より歯が摩耗しないようになっていることが知られています。牛の歯の健康には、特殊な胃の働きが関与していたことが、ドイツやスイスなどの大学の研究により判明しました。

情報源: 砂まみれの草を食べる「牛の歯」が一体なぜすり減らないのかが判明

 


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