セミの翅(はね)の表面に存在するナノ構造に
物理的な抗菌・殺菌機能があることが知られており、
その構造を利用して新たな素材開発に取り組む
研究機関もあります。
セミの翅のフシギな力|Pick up research|Re:ORDIST|関西大学先端科学技術推進気候(PDF資料)
https://www.kansai-u.ac.jp/ordist/issue/asset/issue/ReORDIST_Vol46(2).pdf
ストーニーブルック大学の研究チームは、
2012年に科学誌「Small」に掲載された
論文をきっかけにセミの羽に注目し、
セミの羽にあるナノサイズの柱状構造である
「ナノピラー」を自己組織化という現象で
再現する研究を開始。
ストーニーブルック大学とオークリッジ国立研究所の
研究チームは、スーパーコンピューターを用いて
セミの羽の微細構造の働きを明らかにする
研究に取り組み、そのメカニズムを突き止めたと
発表したそうです。
セミの翅の柱状構造「ナノピラー」がもつ能力とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
夏の風物詩ともいえるセミの羽には、触れたバクテリアを殺してしまう強力な抗菌作用があります。アメリカのストーニーブルック大学とオークリッジ国立研究所の研究者らが、スーパーコンピューターを用いてセミの羽の微細構造の働きを明らかにし、細菌を破壊して自然に自己洗浄するメカニズムを突き止めたことを報告しました。
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