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仏教対話AIの多様化に成功―親鸞ボットと菩薩ボットの増産―|京都大学

京都大学が行なっている仏教対話AIに関する
研究結果をこれまでに3回紹介してきました。
https://andla.jp/wp/?s=仏教対話AI

今年の7月に発表された研究結果では、
ChatGPTを搭載した「ブッダボットプラス」を
株式会社テラバースと共同開発したという
研究結果をご紹介しました。

今回は、前回ご紹介した際と同様に
京都大学と株式会社テラバースの
研究開発グループが、生成系AI「ChatGPT 4」と
宗教を掛け合わせた新型チャットボットとして
「親鸞ボット」と「世親ボット」を共同開発し、
仏教対話AIの多様化に成功したというもの。

従来のブッダボットと今回開発された
「親鸞ボット」と「世親ボット」の違いとは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
ボットの回答の違いなどはPDF資料に掲載されています。

仏教対話AIの多様化に成功―親鸞ボットと菩薩ボットの増産― | 京都大学
 熊谷誠慈 人と社会の未来研究院准教授と古屋俊和 株式会社テラバースCEOらの研究開発グループは、生成系AI「ChatGPT 4」と宗教を掛け合わせた新型チャットボット「親鸞ボット」と「世親ボット」を共同開発し、仏教対話AIの多様化に成功しました。さらに、両ボットのAR(拡張現実)技術を開発し、宗教史を代表する仏教聖人ボットとのテキスト対話のみならず、視覚や聴覚を用いたマルチモーダル(多感覚的)なコミュニケーションもできるようになりました。  親鸞ボットと世親ボットは、日本最大の仏教宗派である浄土真宗の開祖親鸞(12~13世紀)、大乗仏教の二大哲学の一つである「唯識」を大成した菩薩の世親(4世紀)という、2人の仏教聖者をモデルとした人工知能です。発表済みの「ブッダボット」、「ブッダボットプラス」と同じく、現存する仏教聖典を機械学習し、人々の様々な悩みに宗教的観点から回答してくれる仏教対話AIの一種です。
www.kyoto-u.ac.jp

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