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1人よりも2人のほうが「かわいい」? 対象間のつながりが見えるとよりかわいいと感じられる|大阪大学

大阪大学、ATRインタラクション科学研究所の
共同研究グループは、
「複数の対象につながりがあるように見えると、
人はその対象をよりかわいいと感じるのではないか」
という仮説を調べるため、3つの実験を行いました。

実験1では、女の子、男の子、サクランボ、
ロボットがそれぞれ単体、2つを並べたとき、
2つのつながりがあるように配置した時に被験者が
どれくらいかわいいかをWEBアンケートで評価。

実験2では、ロボットが手を振ってあいさつする
様子の動画を実験1の3つの配置パターンで
実施した時にどのくらいかわいいと思うかを
WEBアンケートで評価。

実験3では、つながりを感じさせるロボットの台数を
1台から10台まで変化させて検証を実施したそうです。

この3つの実験結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

1人よりも2人のほうが「かわいい」? 対象間のつながりが見えるとよりかわいいと感じられる – リソウ
大阪大学大学院人間科学研究科 入戸野 宏 教授ら、ATRインタラクション科学研究所エージェントインタラクションデザイン研究室 塩見 昌裕 室長は、共同研究で、見た目の似ている対象が複数存在するとき、その対象の間でつながりを感じられる状況において、より「かわいい」と感じられることを、写真および動画を用いて明らかにしました。 対象(女の子、男の子、サクランボ、ロボット)の数が1つの場合、2つでただ並んでいる場合、2つでつながりを感じさせるように並んでいる場合の写真を用いてWEB上でアンケートを収集する実験を行いました。実験の結果から、対象の種類にかかわらず、2つの対象がつながりを感じさせるように並んでいる場合に、もっともかわいいと評価されました。さらに、1台から10台までロボットの台数を増やしたところ、2台のときにもっともかわいいと感じられることが分かりました。 今後、ますますロボットが社会で活躍するようになる中、よりかわいく親しみを感じてもらえるロボット設計に貢献すると期待されます。 本研究成果は、オンライン学術誌PLOS ONE に、10月19日(木)に掲載されます。
resou.osaka-u.ac.jp

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