東京医科歯科大学、ハーバード大学、千葉大学の
共同研究グループは、2011年に発生した
東日本大震災およびそれに伴う津波の被害を
受けた地域で、震災による大きな被害を
免れた地域と比較して、高齢者の健康格差
が拡大したかどうかを検証。
その方法として、2011年の東日本大震災および
津波による災害で直接被害を受けた地域在住の
高齢者コホート(岩沼研究)と、
直接被害を受けなかった自治体の高齢者コホート
(岩沼市を除く日本老年学的評価研究)の
データを使用して、それぞれのコホートから
2010年(震災の7ヶ月前)に参加者から
震災前の情報を収集し、2013年、2016年、
2019年(震災の2.5年後、5.5年後、8.5年後)に
震災後の情報を収集。
それらのデータを用いて社会経済的要因による
健康格差の震災前と震災後の傾向を調べ、
大きな被害を受けた岩沼市(曝露群)と
それ以外の地域(対照群)における健康格差の
震災前後の変化を比較する差分の差分法を用いた
分析を実施したそうです。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
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