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植物の「冬支度」の新たなメカニズムを発見 細胞壁多糖β-1,4-ガラクタンが持つ機能|東京工業大学


温帯域に生育し越冬する植物が、0~5℃の
非凍結の低温を数日から1カ月経験することによって
凍結抵抗性を向上させることを「低温馴化」といいます。

低温馴化|光合成事典|日本光合成学会
https://photosyn.jp/pwiki/?低温馴化

この低温馴化は、植物が冬を越すための
重要な生存戦略と考えられているそうです。

東京工業大学、埼玉大学、大阪公立大学、
オーストラリアのラトローブ大学、ドイツの
マックス・プランク研究所分子植物生理学研究所などの
共同研究グループは、植物の低温馴化が起こる時、
細胞壁がどのように変化し、それがどのような
意味をもつかを調べるため、低温馴化することができて
比較的凍結耐性の高い野菜として
エンドウ、ホウレンソウ、コマツナ、シュンギクを集め、
破砕した組織から細胞壁を抽出し、
多糖を分解して単糖の組成を分析し、
さらに、モデル植物の一つのシロイヌナズナを
用いる分析も実施、

詳しくはリンク記事でご確認ください。

植物の「冬支度」の新たなメカニズムを発見 細胞壁多糖β-1,4-ガラクタンが持つ機能 | 東工大ニュース | 東京工業大学
要点 植物は気温の低下を感知すると凍結耐性を高めることができます。これを低温馴化(ていおんじゅんか)といい、植物が冬を越すための重要な生存戦略と考えられています。 低温馴化では様々な変化が細胞内で起きていることが明らかになっていますが、植物細胞を取り囲んでいる「細胞壁」でどのような変化が起こっているのか、ほとんど明らかになっていませんでした。 本研究により、細胞壁多糖の一種である「&#9…
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