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樹齢1000年を超えるヤクスギの樹上に地表と異なる生物相を発見|筑波大学


屋久島の標高500mを超える山地に自生している
スギを屋久杉と呼んでいるそうです。
スギは500年余りが平均的な寿命といわれますが、
屋久杉では2000年を超える巨木が存在します。

屋久島自然館
http://www.yakusugi-museum.com/

今回はこうしたウヤクスギの巨木の樹上を調査した
研究結果をご紹介します。

筑波大学の研究グループは、
屋久島にある小花山試験地で試験地内の
ヤクスギのうち、樹齢1000年以上と推定される
老齢木5個体と、江戶時代に伐採された後、
新たに成⻑した樹齢300年程度の若齢木4個体に
登って、樹高約 10〜27m の地点から
枝や幹の分かれ目などに樹木の葉が堆積し、
長い年月をかけて分解し堆積した「林冠土壌を」を
採取し、DNA メタバーコーディング解析を実施。

解析の結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

樹齢1000年を超えるヤクスギの樹上に地表と異なる生物相を発見 | 生物・環境 – TSUKUBA JOURNAL
屋久島には樹齢1000年を超えるヤクスギが生育しています。その樹上には、幹の分岐などに葉が堆積し、分解が進んでできた土壌があり、ここに多様な無脊椎動物が生息していることが分かりました。これらの動物の組成は、地表のそれとは大きく異なっており、貴重な生物多様性だといえます。
www.tsukuba.ac.jp

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