学習ニュース拾い読みのアイキャッチ画像

学生のアントレプレナーシップを高める要因を実証~リスク志向性、探索行動、終身雇用志向およびリーダー経験が影響~|京都大学


情報源: 学生のアントレプレナーシップを高める要因を実証~リスク志向性、探索行動、終身雇用志向およびリーダー経験が影響~ | 京都大学

起業家精神のことをアントレプレナーシップといい、
日本ではその育成が求められています。
今回は学生のアントレプレナーシップ向上に関する
研究結果をご紹介します。

京都大学、関西大学、兵庫県立大学の研究グループは、
直接起業に役立つ学習ではなく、探索行動に注目。
西日本の国立大学経済学部の経営コースの学生に
偶然の出会いが学習やキャリアに結び付くという
クロンボルツの偶発的学習理論をもとに、
リスク志向性や終身雇用志向などといった
要素がアントレプレナーシップ向上に関連していると
予想して、アンケート調査を実施。

起業家精神に関する探索行動の尺度を
新たに開発して解析した結果からわかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

学生のアントレプレナーシップを高める要因を実証~リスク志向性、探索行動、終身雇用志向およびリーダー経験が影響~ | 京都大学
 関口倫紀 経営管理研究部教授、細見正樹 関西大学准教授らの研究グループは、学生のアントレプレナーシップ(起業家精神)向上に結びつく要因とそのプロセスを明らかにしました。本研究では、リスク志向性(リスクを積極的に取る度合い)、起業関連の探索行動、終身雇用志向およびリーダー経験が、起業の意図向上に関連することを実証しました。探索やリーダーの経験を促すことが、学生のアントレプレナーシップ向上につながることを示しています。  本研究成果は、2024年1月30日に、国際学術誌「Administrative Sciences」に掲載されました。
www.kyoto-u.ac.jp

[PR]