子どもが親に傷つけられるというニュースが
毎日のように報道されていて、心が痛みます。
そのような被害にあった子どもたちに、
そうした暴力や暴言が影響を与えているという
研究結果があり、注意喚起を行なっているという
記事をご紹介します。
福井大学子どものこころの発達研究センターの
友田教授の研究によれば、
「日常的に親から暴力や暴言を受けて育った子どもの脳は
萎縮したり、変形したりして発達が損なわれてしまう。
それが原因となり、子どもは将来生きづらさを抱える可能性がある」
としています。
具体的には、2003年に留学先の米ハーバード大で、
18~25歳の男女約1500人に聞き取りを行い、
子ども時代に厳格な体罰を受けた23人を抽出。
磁気共鳴画像装置(MRI)で脳を解析したそうです。
その結果、大きな影響があることがわかったとのこと。
また、自分に対する暴力だけでなく、両親間の
ドメスティックバイオレンス(DV)を見ることでも
影響があるそうです。
詳細はリンク先でご確認ください。
この研究結果の記事を読むと、
子どもたちが苦しい状況を耐えるために
脳そのものが変わろうとしている様子がわかり、
心が痛みます。
情報源:親の体罰・暴言で脳変形 両親間のDV目撃も影響|東京新聞(2019年3月7日:リンク切れ掲載終了を確認)
上記のリンクが掲載終了となったため、
以下の記事へのリンクを掲載します。
体罰や言葉での虐待が脳の発達に与える影響|特集|日本心理学会
https://psych.or.jp/publication/world080/pw05/
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