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心不全患者における個々の心血管イベント発生を予測できるモデルの作成に成功 | 日本の研究.com

病名が同じであっても、実際は個人差がありますし、
退院後に再度発生するまでの期間も
一定ではありません。
再発の予測ができるようになれば、
指導する医師にとっても患者にとっても
一つの指針になるはずです。

今回ご紹介する研究は、「心不全」に罹患した方の
予後を数式モデルを作ることで、
予測したながら治療方針を決めたり、
外来スケジュールを決めたりできるように
なるかもしれないという研究をご紹介します。

国立循環器病研究センター研究開発基盤センターらの研究チームは、
心不全患者における退院後の心血管イベント発生と
個人の臨床因子との関係を、
数学的に予後予測モデルとして定式化することに成功しました。
この研究は、大阪大学産業科学研究所、北海道大学、
九州大学との共同研究の成果として報告されました。

調査対象者は、国立循環器病研究センター病院に、
2007~2009年に心不全症状増悪のため入院し、
その後退院した患者167名。

患者因子は50項目。
心疾患による死亡や再入院などの
心血管イベントが発生するまでの期間のほか、
年齢や性別、基礎疾患、検査所見、投薬内容などの
寄与度を求め数学的モデルを作成しています。

具体的にはどのような数式モデルで、
臨床因子はどのような寄与度になったでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。


情報源: 【プレスリリース】心不全患者における個々の心血管イベント発生を予測できるモデルの作成に成功 | 日本の研究.com

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