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血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクについて-多目的コホート研究からの成果- | 日本の研究.com

一定期間の追跡調査を行う「コホート研究」。
時間の経過で変化があるかどうかがわかる研究手法です。
今回は、血中ビタミンDの濃度とがん罹患リスクについて
研究をご紹介します。
ビタミンDは食物でも摂取できますが、
日光に浴びることで人体内で合成できる
ビタミンでもあります。

平成2年(1990年)と平成5年(1993年)に
多目的コホート研究のベースライン調査を実施。
この対象者を平成21年(2009年)まで追跡調査。

対象者は、9ヶ所の保健所管内に住む
40~69歳の男女約3万4千人。
ベースライン調査時点で血液を提供。
(この血液を保存し、分析)
さらに、アンケートにも回答しています。

研究開始から2009年までに、この中から
3,734人のがん罹患が確認されたとのこと。
4,456人を無作為に選んで対照グループに設定し、
保存されていたがん罹患前の血液を用いて、
血中ビタミンD濃度の測定し、比較したそうです。

年齢、性別、喫煙、飲酒、身体活動、がん家族歴、
糖尿病の既往、BMIなどの要因を統計学的に調整。
血中ビタミンD濃度が最も低いグループを基準として
分析した結果が発表されています。
その結果は?

詳しくはリンク記事でご確認ください。
日光を浴びることは体内時計の調整だけでなく、
ビタミンDの生成にも関係があるので、
紫外線などの問題を考えつつもうまく取り入れたいところです。


情報源: 【プレスリリース】血中ビタミンD濃度とがん罹患リスクについて-多目的コホート研究(JPHC研究)からの成果- | 日本の研究.com

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