以前、学習ニュース拾い読みで、
新潟大学が実施した音と虹色の共感覚についての
研究をご紹介しました。
虹の七色と音階の隠れた法則、共感覚者を集めて調査 新潟大学 | 大学ジャーナルオンライン
https://andla.jp/wp/?p=3183
今回ご紹介する「共感覚」についての研究は、
脳が行う「知覚」のメカニズムについて、
オランダのAmanda K. Tilot氏らが発表した
新たな研究結果についての記事です。
この研究の発端は、
「同じ種類の共感覚者でも認識が異なり、脳の異なる部分が活性化する」
というように、研究として考えるときに、
共感覚者すべてに共通する関係性を特定するのが
難しい状況であったこと。
そこで着目したのが「遺伝」。
3世代にわたって複数の共感覚者が
生まれている家系の家族3組を調査。
ところが、3家系全員に共通する遺伝子の中で、
共感覚を説明できる単一の遺伝子は見つからず。
しかし、新たな発見もありました。
3家系において3世代のいずれの共感覚者も、
一般的な人の遺伝子と比べて突然変異が起こっている
と思われる遺伝子が37箇所あることが判明したそう。
その突然変異した遺伝子の共通点とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
By GPS
ある刺激に対して一般的な感覚だけでなく異なる種類の感覚をも生じさせる特殊な知覚は「共感覚」と呼ばれます。「音が色として見える」「色が音として聞こえる」といった共感覚を持つ人「共感覚者
情報源: 「色が聞こえる」「時間を見ることができる」など共感覚はなぜ起こるのか?
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