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習慣的な軽運動が恐怖記憶の消去を促進、PTSDの予防に期待|筑波大学

ストレスによって誘発される心的外傷後ストレス障害
(PTSD: Post Traumatic Stress Disorder) は、
地震・津波などのような自然災害で被害にあった時などにも
起こりやすいことが知られています。

このPTSDは、強い情動と連関して形成される
恐怖記憶に対して「恐怖ではない事」 を再学習させ、
身体的反応を弱める認知行動療法が効果的と
考えられています。

筑波大学、九州大学の研究グループは、
低強度運動が恐怖記憶の消去に有用か、
その神経分子基盤として何が関与するかを、
独自に開発した動物用のトレッドミル運動モデルに
基づき、低強度運動群、中強度運動群、安静群の
3群を設けてラットのトレーニングを実施し、
そのラットを用いて恐怖の消去学習ができるかを検証。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

習慣的な軽運動が恐怖記憶の消去を促進、PTSDの予防に期待 | 医療・健康 – TSUKUBA JOURNAL
恐怖記憶はトラウマ体験の記憶の一つであり、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の原因となります。本研究は、習慣的な非常に軽い運動が恐怖記憶の消去を促し、その神経分子基盤としてBDNF(脳由来神経栄養因子)が関与することを明らかにしました。
www.tsukuba.ac.jp

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