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国内大学の論文数、化学、材料科学、物理学分野が急減 | 大学ジャーナルオンライン

国内の大学はどのような論文を発表しているか。
2013~2015年に発表された論文数を論文数シェアで
グループ分けして分析した結果が、
文部科学省科学技術・学術政策研究所から
発表されました。

分析に用いたグループ分けとは、
2009-2013 年の日本国内の論文数シェア
(自然科学系、分数カウント)で 行っていて、
・第1グループ:シェア4.5%以上の4校
(大阪大学、京都大学、東京大学、東北大学)
・第2グループ:1%以上の13校
(岡山大学, 金沢大学, 九州大学, 神戸大学, 千葉大学,
 筑波大学, 東京工業大学, 名古屋大学,広島大学,
 北海道大学, 慶応義塾大学, 日本大学, 早稲田大学)
・第3グループ:0.5~1%の27校
 (信州大学、大阪市立大学など)
・第4グループ:0.05~0.5%の140校
 (北九州市立、麻布大学など)

上記グループの2013~2015年と2003~2005年の
論文数を比較したそうです。

結果として、化学は4グループで6~15%の減少を示し、
国内全体で12%のマイナスとなったそう。
その他の結果も、以前から問題視されていたことが
数値として現れています。
逆に伸びている分野も。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

なお、リンク記事に記載されている、
科学技術・学術政策研究所(NISTEP)の調査資料には、
グループ分けしたすべての大学名や、
各分野における年代別の論文数推移など
より詳しい調査結果が「報告書」として
閲覧ができるようになっています。

 
国内の大学が2013~2015年に発表した論文数が環境・地球科学、臨床医学分野で増えているものの、化学、材料科学、物理学分野で急減していることが、文部科学省科学技術・学術政策研究所の調査で分かった。 

情報源: 国内大学の論文数、化学、材料科学、物理学分野が急減 | 大学ジャーナルオンライン

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