他の人が同じように色を感じているのかどうかを
知ることは簡単ではありません。「赤」といって
自分が感じている色と他者が感じている色には
違いがあるかもしれません。同様に子どもは大人と
同じように色を感じているのでしょうか?
京都大学、オーストラリア・モナシュ大学、
早稲田大学、オーストリア・中央ヨーロッパ大学、
日本学術振興会特別研究員らの国際研究グループは、
例えば、赤色を見たときに赤らしさといった色のクオリアを
直接調べるのではなく、どのくらい似ているか、
「青」とどのくらい違うかといった色と色の関係性から
その人の色クオリアの構造を明らかにする方法を開発。
この新しい手法を用いて、日本の3歳から12歳の
子どもと成人、および中国の6歳から8歳の子どもを
対象に研究実施して、分かったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

幼児が大人と同じような色の感じ方をすることを発見―子どもの意識経験を評価する新しい手法の開発― | 京都大学
赤色を見たときに赤らしさ(「色クオリア」)を感じるように、私たちは様々な色を見て、その質感を感じています。しかし、他の人が同じように色を感じているのかどうかを知ることは簡単ではありません。特に、子どもは大人と同じように色を感じているのでしょうか。この問いは、発達心理学において重要な課題でしたが、子どものクオリアを科学的に調べることが難しく、長らく研究が進んでいませんでした。
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