情報源: 脳は友達の性別をどう記憶する? ―― 社会性記憶における他者情報の符号化様式 ―― | 東京大学 定量生命科学研究所
出会った相手が誰なのかをすばやく認識して、
記憶を想い起こすような他者についての記憶は
「社会性記憶」と呼ばれ、ヒトを含めた哺乳類では
脳の海馬が重要な役割を果たしていることが
知られているそうです。
東京大学の研究グループは、性別をはじめとする
多様な属性に基づく他者の情報を、脳の中で
どのように個々の記憶として整理しているのかを調べるため、
性別と系統という二種類の属性において異なる4匹のマウスを
用意して、4匹それぞれについての社会性記憶を形成させ、
脳の電気的活動や脳波との関係を検証。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

脳は友達の性別をどう記憶する? ―― 社会性記憶における他者情報の符号化様式 ―― | 東京大学 定量生命科学研究所
発表のポイント◆友達についての記憶を保持する海馬が、「性別」などの相手に付随した情報をどのように表現しているのかを解明しました。◆海馬の腹側CA1領域には、特定の他個体に応答する細胞(アイデンティティ細胞)と、性別や系統という属性を表現する細胞(プロパティ細胞)が共存しており、それらの組み合わせで特定の相手についての記憶が表現されていました。◆多様な他者を記憶する脳の仕組みの理解を深めるとともに、その破綻が関与すると考えられる疾患メカニズムの解明への貢献が期待され
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