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熱帯優良樹種チークの気候変動への遺伝的な適応性を予測|筑波大学

チークは、シソ科チーク属に属する落葉性高木の総称で、
アジアの熱帯モンスーン気候地方に分布しており、
堅く、伸縮率が小さく、水に強いので、船舶・家具などの
用材や建築材として広く使用されています。

チーク|Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/チーク

筑波大学、国際農林産業研究センターの研究グループは、
天然分布域からチークの種子を集め、インドネシア・ジャワ島に
植栽されていた国際産地試験林とジャワ島の植林地から
サンプルを収集し、これらのゲノム解析を実施し、
各個体間のゲノム上の多型の分布パターンと環境の関係や
ゲノム情報を用いて気候変動下の気温と降水量に対する
適応性の評価を実施。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

熱帯優良樹種チークの気候変動への遺伝的な適応性を予測 | 生物・環境 – TSUKUBA JOURNAL
家具材などに用いられる重要樹種チークの天然分布域とインドネシアの植林木の遺伝的多様性を調査し、遺伝的多様性が気温と強く関係していることが分かりました。また、気候変動下における各集団の適応性を調べたところ、インド南部の集団の適応性が高いことを見いだしました。
www.tsukuba.ac.jp

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