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感情を捉える非接触AIで医師の共感負担を軽減する新技術を開発|筑波大学

医療現場では患者の感情に寄り添った対応の
重要性が高まっており、特に緩和ケアなどの
高ストレスな場面では、医師が患者の感情を
正しく理解し、共感的に応じることが、治療の満足度や
信頼関係の構築に大きく影響します。

筑波大学、国立がん研究センター東病院の
研究グループは、AIを用いて医師の感情認識を
支援する技術を開発するため、音声、発話内容、
生理的反応といった複数の情報(モダリティ)を
組み合わせて、患者の感情を高精度に推定する
「マルチモーダル感情認識」の新しいフレームワークを構築し、
がん診療を模した臨床コミュニケーションを再現するため、
緩和ケア専門の医師3人と、専門訓練を受けた
模擬患者6人が参加し、計36件の模擬診察を実施。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

感情を捉える非接触AIで医師の共感負担を軽減する新技術を開発 | 医療・健康 – TSUKUBA JOURNAL
非接触センサーとAIを組み合わせた感情認識技術により、患者の感情を高精度に推定し、医師の共感的対応を支援できる可能性を示しました。医師が患者の感情を客観的に把握できると同時に共感疲れの軽減にもつながり、医療現場における医師の新たな支援手段になると期待されます。
www.tsukuba.ac.jp

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