学術誌に掲載される論文には厳しい審査が
課されているため、不正論文は掲載前に除外されるはずが、
実際には学術誌に掲載される論文の中に、不正な論文が
わずかに含まれており、掲載されて数年経過してから
不正が発覚することもあります。
ベルリン自由大学などの研究者からなる研究チームは、
不正に関連している編集者の実態を調査するため、
編集者情報を公開している出版社としてPLOS ONEと
Hindawiを研究対象として選択し、
・2023年11月8日までにPLOS ONEに掲載された論文
・2024年4月2日までにHindawiに掲載された論文
の情報を収集し、論文フィードバックプラットフォームの
PubPeerに投稿された不正情報と照合。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

「不正論文を作成する大規模な組織が実在する」との研究結果、「不正論文を異常なほど受理し続けている編集者」が存在するなど深刻な状況 – GIGAZINE
学術誌に掲載される論文の中には不正な論文がわずかに含まれており、掲載されて数年経過してから不正が発覚することもあります。そんな不正論文について、「不正論文を作成する大規模な組織が存在し、急速に成長している」とする研究結果が米国科学アカデミー紀要(PNAS)に掲載されました。
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