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サイボーグAIによる人並みの実時間運動性能を達成しました ヒューマノイドロボットが行うスケートボードの技の紹介|京都大学

京都大学、株式会社国際電気通信基礎技術研究所、
国立研究開発法人産業技術総合研究所の
研究グループは、人と共に学びながら協働作業ができる
人工知能(AI)搭載ヒューマノイドロボットの実現に向けて
の取り組みの一環として、人と同程度の身体性と
実時間での意思決定能力(実時間運動性能)を
定量的に評価するための実験環境である
「ロボットスケートパーク」の整備を進めてきたそうです。

今回、人がスケートボード運動を行っている際の
脳波・身体座標などの生体信号を計測し、
並行して計算機上のサイバー空間において再現した後に、
ヒューマノイドロボットに実装するという実験を行い、
その結果を評価したそうです。

スケートボーダーの動作を「みまね」する実験で
ヒューマノイドロボットが実現できたこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。

サイボーグAIによる人並みの実時間運動性能を達成しました―ヒューマノイドロボットが行うスケートボードの技の紹介― | 京都大学
 石井信 情報学研究科教授(兼:株式会社国際電気通信基礎技術研究所(ATR)脳情報研究所長)は、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)の委託事業「人と共に進化する次世代人工知能に関する技術開発事業」(以下、「本事業」)において、ATR、産業技術総合研究所と共同で、人と共に学びながら協働作業ができる人工知能(AI)搭載ヒューマノイドロボットの実現に向けて取り組んできました。  この度、ATRが開発中の「サイボーグAI」を搭載したヒューマノイドロボットが、人の運動のみまね学習をすることで、人並みの実時間運動性能を達成しました。  今後は、本事業の成果をベースに、人と共存する多様な環境での、ロボットによる安心・安全な運動を通じて、人に寄り添うような支援が可能となるヒューマノイドロボット、および、それを駆動するAI技術の研究を実施します。  なお、2025年9月11日に、ATRロボット実験棟内(京都府相楽郡精華町)において、ヒューマノイドロボットによるスケートボードのデモンストレーションを行う現地見学会を開催しました。
www.kyoto-u.ac.jp

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