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まったく同じ内容の講義であっても「教員の性別」によって学生の評価が異なるとの研究結果|GIGAZINE

イタリアのボローニャ大学の研究チームは、
哲学を取り巻くジェンダーバイアスについて調べるため、
イタリアの大学で哲学を専攻する大学生と大学院生を
対象として、2つの実験を実施。

1つ目の実験では、95人の被験者がアリストテレスの
倫理学やピエール・ブルデューの象徴権力の概念など、
哲学的なテーマに関する4つの講義の抜粋を読み、
各抜粋には作成した講師として架空の男性名または
女性名が割り当てられ評価するというもの。

2つ目の実験では、92人の被験者が参加し、
同じ講義の抜粋について話した「典型的な男性と
女性の声の特徴を体現する声優」の音声データを聴き、
1つ目の実験と同じ評価項目での評価と、
ジェンダーロールに関する信念を測定する追加のアンケートを実施。

詳しくはリンク記事でご確認ください。

まったく同じ内容の講義であっても「教員の性別」によって学生の評価が異なるとの研究結果 – GIGAZINE
人間は性別に関するさまざまなステレオタイプや偏見を持っており、それが他人の評価に影響していることが知られています。「哲学の教員」の性別が学生による評価に及ぼす影響を調べたイタリアの研究では、たとえまったく同じ内容の講義であっても、教員の性別によって評価が異なってしまうという結果が示されました。
gigazine.net

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