介護老人福祉施設に入所すると、施設が所有する
標準型車いすを使用する場合が多いとされており、
多機能型車椅子とは異なり、転倒や骨折のリスクが
高まる可能性があると考えられています。
筑波大学の研究チームは、匿名化された
茨城県の医療・介護レセプトデータを用いて、
2018年7月から2019年2月の間に自宅から
介護老人福祉施設に入所した要介護高齢者のうち、
入所前1ヶ月間に車いす貸与サービスを利用していた
215人を対象に装備している機能から
「多機能型車いす」と「標準型車いす」に分類し、
さらに「転倒関連骨折」についてを医療レセプトデータに
記載された疾患名等から同定して分析。
詳しくはリンク記事でご確認ください。

車いす利用者の施設入所後の骨折リスクを初めて定量評価 | 医療・健康 – TSUKUBA JOURNAL
車いすを使用する高齢者が施設に入所すると、入所前とは異なる車いすを使わざるを得ない場合があり、転倒や骨折のリスクが懸念されます。施設に入所する高齢者を分析したところ、入所前と異なる車いすを使用した可能性がある5人に骨折が発生した一方、そうでない人には骨折は認められませんでした。
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