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予測する脳:大脳基底核の「ストリオソーム」神経細胞が学習のカギ | 日本の研究.com


試行錯誤によって学ぶことは、「強化学習」と呼ばれています。
最近盛んなAIの研究でも多く出てくる言葉です。
何事も経験しながら、成功や失敗を繰り返し、
その記憶が新しいことに挑戦したり、学ぶときに役立つというものです。

「強化学習」で重要な役割を果たしているのが、
脳の深部にある大脳基底核です。
大脳基底核の大部分を占める線条体は、
ストリオソームとマトリックスと呼ばれる2種類の区画が
合わさって構成されているものの、
この2種類の区画は30年前に発見されたにもかかわらず、
明白な役割は謎だったそうです。

沖縄科学技術大学院大学の神経計算ユニットの研究者らが、
最新の光学神経イメージング技術を用いて、
ストリオソームの神経細胞の活動を選択的に記録することに成功し、
今回、強化学習におけるストリオソーム神経細胞の役割を
明らかにしたそうです。

実験に用いたのはマウス。
バナナ、レモン、シナモン、ミントという4種類の香料を用意。
マウスにこのうちひとつの匂いを嗅がせた後に、
・多めの水(大報酬)
・少なめの水(小報酬)
・顔への空気の吹きかけ(負の報酬)
・何も起こらない(無報酬)
という経験をさせ、その学習の様子を観察したそうです。

その結果とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。


情報源: 【プレスリリース】予測する脳:大脳基底核の「ストリオソーム」神経細胞が学習のカギ | 日本の研究.com


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