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白神山地でも温暖化によって土壌から排出される二酸化炭素が増加 -長期の疑似温暖化実験- | 日本の研究.com


地球温暖化問題を世界中で話し合っていますが、
各国の思惑もあり、その対策は思うようには進展しません。
そうこうしている間にも、温暖化は確実に進んでいます。

温暖化で取り上げられることの多い物質。
それは、「二酸化炭素」。
地球全体の土壌から排出される二酸化炭素量のうち、
約7割の二酸化炭素は、土壌中に存在する微生物が、
土壌有機物を分解することによって発生する
と考えられているのだそうです。

温暖化が進む原因として、温度上昇と共に、
この有機物の分解速度が上昇することが
知られています。

国立研究開発法人国立環境研究所と弘前大学は、
白神山地のミズナラ林で行っていた
5 年間の長期的な温暖化操作実験
(赤外線ヒーターによって土壌を人工的に温暖化させる実験)
の結果から、微生物が土壌有機物を分解することにより、
発生する二酸化炭素の量についての研究結果を発表しました。

世界遺産にも登録されている白神山地は、
青森県の南西部から秋田県北西部にかけて広がる
標高1,000m級の山地。
落葉広葉樹林帯が広がり、緯度も高いので
涼しい気候であると思われる場所でも
温暖化の影響を受けているようです。

詳しくはリンク記事でご確認ください。
白神山地の詳しい説明は、こちらをご参照ください。

白神山地ビジターセンター
http://www.shirakami-visitor.jp/

 


情報源: 【プレスリリース】白神山地でも温暖化によって土壌から排出される二酸化炭素が増加 -長期の疑似温暖化実験で土壌有機物の分解が促進される- | 日本の研究.com

 

 


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