犬の機械学習システムは、犬に作ってもらう。
といっても、一匹の賢いメス犬の振る舞いを
観察する中で、犬のように行動する方法を学びつつ、
それを機械学習に反映させていくという方法で、
研究に挑戦している例をご紹介します。
ワシントン大学とAllen AI研究所の共同研究では、
犬を密接にモニターし、その移動や行動を
犬が見ている環境にマッピング。
犬の動きを正確に予測するシステムを
作り出すことができるかに挑戦しました。
研究に協力してくれたのは、
Kelp M. Redmonという名前のマラミュート犬。
Kelpの頭にはGoProカメラ、
脚、尾、胴に6つの慣性計測ユニットを装着。
さらにマイクとデータを統合用のArduinoを設置。
その結果得られたものが、
「犬環境における自我中心の行動データセット」
(Dataset of Ego-Centric Actions in a Dog Environment:DECADE)
その行動データセットとは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
私たちは、物体を識別したり、路上をナビゲートしたり、顔面の表情を認識するために機械学習システムを訓練してきたが、それらを例えば犬をシミュレートできるレベルほどに洗練することは困難のようだ。だがここで紹介するプロジェクトは、それを狙おうというものだ、まあもちろん極めて限定された範囲ではあるのだが。以下に紹介するAIは、一匹の賢いメス犬の振る舞いを観察することによって、犬のように行動する方法の基…
情報源: 犬を使って犬の機械学習システムを作成する
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