街中のラーメン店やスウィーツのお店の前に
長い行列ができているのをよく見かけます。
長い間辛抱強く待つその訳は、
待つことで美味しいものが食べられると思っているから。
こうした、将来的に予測される報酬のために、
焦らず辛抱強く待つことが求められる時、
どのような脳内メカニズムが起こっているのでしょうか。
沖縄科学技術大学院大学の研究員らが、
セロトニンが将来得られる報酬の確実さの予測に応じて
辛抱強さの調節に関与していると考え、
実験を行いました。
実験では、7 匹のマウスを使い、
実験箱内部の壁面に設置された小窓に
ノーズポーク(鼻先を入れる)した状態で
数秒間じっと待つことで、
エサを獲得できる課題を学習させたそう。
その時に、待ち時間を 3 秒とし、
・75%の確率で報酬を獲得できる課題
・25%の確率で報酬を獲得できる課題
を行わせ、それぞれの半数の試行で背側縫線核の
セロトニン神経細胞を光で刺激して確認。
報酬が出ない試行に注目して、
マウスのノーズポーク時間を計測したそう。
報酬を獲得できる確率の違いは、
セロトニン活性化に影響を及ぼしたでしょうか?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
皆さんは行列に並んで待てますか?
情報源: 【プレスリリース】「きっとうまくいく」未来を信じる力を支えるセロトニン -セロトニンは将来報酬の確信度を高めることを発見- | 日本の研究.com
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