「関係流動性」とは、それぞれの社会における
対人関係の選択の自由度のこと。
例えば、「関係流動性」が高ければ、
見知らぬ人との出会いの機会が多くなり、
その中で対人関係を自由に選んだり、
選び替えたりすることが比較的容易になります。
反対に、「関係流動性」の低い社会では、
同じ人たちとの付き合いが長くなり、
同じ集団への所属が長くなり、
対人関係を変更することが比較的困難とされます。
北海道大学の結城雅樹教授らの研究グループは、
世界18ヵ国の研究者27名と共同で、
「関係流動性」が高い社会と低い社会の違いについて、
その歴史的原因と、その原因が
人々の心理や行動に与える影響を
明らかにしたそうです。
調査方法は、Facebookの広告を用いて、
世界39ヵ国・地域の一般市民16,939名を対象とに
心理学調査を実施したそうです。
「関係流動性」が高い地域や低い地域は、
どのあたりのなるでしょうか。
また、それぞれの地域における対人関係の特徴とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
また、北海道大学のプレスリリースにも詳細が記載されていますので、
併せてご紹介します。
日本がどんな位置付けにあるかも確認できます。
環境の厳しさと食料生産手段が人間関係の自由度を左右する
~39 ヵ国比較調査により人間関係の流動性の原因と人の心理への影響を解明~
|ニュースリリース|北海道大学
https://www.hokudai.ac.jp/news/180702_pr2.pdf
北海道大学の結城雅樹教授らの研究グループは、世界18ヵ国の研究者27名と共同で、「関係流動性(人間関係の選択の自由度)」が高い社会と低い社会の違いをもたらす歴史的原因と、その原因が人々の心理や行動に与える影響を明らかにした。
情報源: 人間関係の流動性の原因と心理への影響を解明、北海道大学などが39ヵ国比較調査 | 大学ジャーナルオンライン
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