モンゴル語で「ゾド」とは、
冬・春の草地や天候の悪条件のため、
放牧家畜が多量に餓死する災害を
意味しているのだそうです。
名古屋大学大学の研究グループは、
モンゴル気象水文環境情報・研究所との共同研究で、
モンゴル国全土を対象としたゾドリスクマップを
2015年に初めて開発したそうです。
ゾド発生には自然要因と人為要因が
およそ半々の割合で関係しているのだそうで、
ゾド発生に関わる11要因を選び、
これらを組み合わせたリスク評価を行ったそう。
災害が発生してから対応するよりも
できるだけ発生前に対策するというコンセプトで、
2015/2016年冬からゾドリスクマップの
作成を始め、政府機関や国際援助機関などに伝達され、
各種メディアを通して牧民・一般市民にも
伝えられているとのこと。
このゾドリスクマップにより、どのくらい災害を
回避することができたでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】ゾド(寒雪害)リスクマップがモンゴル国の牧畜を支える~第2回アジア防災閣僚級会議で高評価~ | 日本の研究.com
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