人工知能を様々な用途で利用することが
盛んに行われていますが、今回ご初回する研究は、
「間取り」を人工知能に考えさせて見たら
どうなるかという興味深い実験です。
クリエイティブ・コーダーのジョエル・サイモン氏は、
ある学校の間取りを遺伝的アルゴリズムを使って
最適化しました。
その題材は、アメリカのメイン州に実在する
小学校のものだそうです。
記事の中で紹介されているのは、
(1)移動するときに混雑しないこと
をテーマとしたものと、
(2)避難経路を最小距離にすること
をテーマとしたもの。
それぞれの間取りを見ると窓がない教室が存在するため、
(3)窓を設置する
として最適化も行なっています。
(1)(2)(3)それぞれで遺伝的アルゴリズムで最適化した
間取りはどのようになったでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
導き出された間取りをそのまま実現するのは
相当難しそうですし、耐震性や耐久性などを考えると
このままでは厳しそうですが、
人間では見過ごしそうなヒントが隠されているような
気もします。
遺伝的アルゴリズムは与えられた問題を「設定されたテーマ」に従って解決策を導き出すというもの。コンピューターが何度も何度も試行して最適解と思われるものを探すため、人間が思いつかないような答えを導き出
情報源: 遺伝的アルゴリズムを使って「学校の間取り」を考えたらどうなるのか?
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