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存在を忘れ去られて120年、東北大学が「ミツクリミジンコ」を再発見 | 大学ジャーナルオンライン

ミジンコは、水中でプランクトンとして生活する、
微小な甲殻類です。
ジャズサックス奏者の坂田明さんが研究していることでも
知られています。

このミジンコの生態について、
東北大学が2015年に発表した研究結果として、
・雌だけで世代を維持していること、
・遺伝的多様性が極めて乏しくたった4タイプの
遺伝子型(クローン個体)しか分布していないこと、
・それらすべてが別のミジンコ種との雑種であること、
・在来種ではなく北米から侵入した外来種であること
を明らかにしています。

ミジンコはたった4個体を起源とする北米からの帰化種だった ―日本に生息する生物の意外な由来―|東北大学(2015年4月 7日 15:00)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2015/04/press20150407-01.html

今回ご紹介するのは、その東北大学大学院の
生命科学研究科の研究グループが、
1896年(明治29年)に日本で新種記載された
「ミツクリミジンコ Daphnia mitsukuri」
を120年ぶりに再発見したというもの。

ミツクリミジンコは、東京帝国大学理学部動物学の
初代日本人教授である箕作佳吉(みつくり かきち)博士に
因んで命名されたミジンコだそう。

ミツクリミジンコはどこで発見されたのでしょうか。
今回の発見でわかったこととは?
詳しくはリンク記事や、以下の東北大学の
プレスリリースでご確認ください。

ミツクリミジンコ120年ぶりの発見|東北大学|プレスリリース(2018年7月25日 11:00)
http://www.tohoku.ac.jp/japanese/2018/07/press20180725-01-mijinko.html

 

 
東北大学大学院生命科学研究科の丸岡奈津美氏と占部城太郎教授らの研究グループは、1896年(明治29年)に日本で新種記載された「ミツクリミジンコDaphnia mitsukuri」を120年ぶりに再発見した。

情報源: 存在を忘れ去られて120年、東北大学が「ミツクリミジンコ」を再発見 | 大学ジャーナルオンライン

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