トキソプラズマ(Toxoplasma gondii)は、
寄生性原生生物(原虫)です。
食肉習慣やネコの抗体保有が多いことで知られ、
妊娠している時に罹患すると死産や自然流産、
またその子どもに精神遅滞、視力障害、
脳性麻痺など重篤な症状が出る場合もあります。
トキソプラズマ症とは|国立感染症研究所
https://www.niid.go.jp/niid/ja/kansennohanashi/3009-toxoplasma-intro.html
米コロラド大学ボルダー校の研究プロジェクトは、
このトキソプラズマ症と、特に関係がなさそうな
「起業」というキーワードで研究を行いました。
最初の研究対象者は大学生1495名。
唾液検査によってトキソプラズマへの感染を
確認し、その学生がどの学部に所属しているかを
調査したそうです。
また、社会人197名においても、同様の調査を実施。
その結果、トキソプラズマへの感染と
起業している人の割合に特徴がみられたとしています。
さらに、研究プロジェクトでは、
トキソプラズマの感染に関する国別データと
起業の実態をグローバルに調査した結果を
世界42カ国について過去25年間にさかのぼって分析。
その結果はどのような傾向があったでしょうか。
この関係性を否定する研究もあわせて紹介されています。
一見関係なさそうなものに目を向けてみるという点では
面白い研究かもしれません。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
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