2017年のノーベル生理学・医学賞は、
サーカディアン・リズム(概日リズム)を
生み出す遺伝子とそのメカニズムについての
研究であったことは記憶に新しいかもしれません。
例えば、朝が来ると血圧と心拍数が上がり始めて、
夕方には徐々に体温が上がっていくなど、
1日の周期でみた時に一定のリズムと遺伝子などが
関係していることがわかったというものです。
アンドラでも、体内時計に関する研究を
これまでいくつか紹介しています。
https://andla.jp/wp/?s=体内時計
今回ご紹介する明治大学農学部生命科学科
動物生理学研究室の研究グループが行なった研究では、
「性周期に伴って変化する概日リズムの光反応性」
というテーマで雌性マウスを用いた
実験を行っています。
女性と男性では、概日リズムの影響の受け方も
異なり、光の影響がそこにどの程度あるのか
という実験をマウスを使って行なったそうです。
その実験には、2015年に開発した、
輪回し活動リズムを記録するだけで
性周期のステージが連続的に把握できる
アルゴリズムを用い、性周期のステージごとの
概日リズムの光反応性の検討を行ったのだそう。
光を浴びた次の日の体内時計の針の進み方には、
女性ホルモンの影響によって、
どのような違いが生じるでしょうか。
詳しくはリンク記事でご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】光による概日リズム調節が性周期によって変化することが明らかに ~女性は光の浴び方に注意~ | 日本の研究.com
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