フィヨルドは、氷河による浸食作用によって
形成された複雑な地形の湾・入り江のことです。
ノルウェー・スウェーデンからなる
スカンディナビア半島はフィヨルド地帯として有名です。
近年の温暖化の影響もあり、北極域の気温上昇が
取り上げられることも増えていますが、
気温上昇で氷河の融け水について注目されることも増えています。
今回はこの氷河の融け水に関する研究です。
氷河が流れ込むフィヨルドでは、
氷河の融け水が数百メートル下から湧き上がる
プルーム(湧昇流)と呼ばれる流れがあります。
これまでの研究から、カービング氷とよばれる
海に流入する氷河前で生じるプルームが、
中・深層の豊富な栄養塩を表層に運ぶことで
植物プランクトンの増殖に寄与することが
知られているそうです。
北海道大学北極域研究センターと
大学院水産科学研究院の共同研究グループは、
プルームがフィヨルドの中層から、
栄養塩を汲み上げるポンプとして機能することを
定量的に明らかにしようとした研究をご紹介します。
研究は、現場の気象や海況などを熟知している
グリーンランドカナック村の住民と連携して、
水サンプルを採取する方法で行われました。
その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事をご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】フィヨルドの生態系を支える「氷河ポンプ」を発見 ~プルームによる栄養塩輸送が植物プランクトンを育む~ | 日本の研究.com
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