精神疾患は、現代人の約2割に発症するそうで、
その遺伝率も高いことがわかっているそうです。
東北大学は、精神疾患関連遺伝子の中で、
人類の進化過程で自然選択によって有利に進化してきた
「こころの個性」に関わる遺伝子の検出を
試みた研究をご紹介します。
研究グループは、精神疾患の関連遺伝子に着目して、
哺乳類15種のゲノム配列を用いて、
人類の進化過程で加速的に進化した遺伝子を検出。
さらに、約2500人分の現代人の遺伝的多型データ
(遺伝子を構成しているDNAの配列の個体差)
を用いて、集団中で積極的に維持されている
遺伝的変異の特定を試みたそうです。
その結果、3つの遺伝子が人類の進化過程で
自然選択を受けて加速的に進化したことが
判明したとのこと。
その遺伝子とは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
東北大学の佐藤大気氏(博士後期課程学生)と河田雅圭教授は、精神疾患関連遺伝子の中で、人類の進化過程で自然選択によって有利に進化してきた「こころの個性」に関わる遺伝子を検出した。
情報源: 東北大学が「こころの個性」に関わる遺伝子を特定、精神的多様性の進化的維持を実証 | 大学ジャーナルオンライン
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