よりよく学ぶための方法が盛んに研究されていますが、
今回は運動と記憶に関する研究をご紹介します。
筑波大学の征矢教授の研究グループは、
独自に開発した動物でのトレッドミル運動モデルを用いて、
ストレスフリーな軽運動でも、
学習・記憶を担う海馬を刺激して、
新しく生まれる神経細胞の数を増やすなどの
効果をもつことを明らかにしてきたそうですが、
ヒトでの検証は行われていませんでした。
筑波大学とカリフォルニア大学アーバイン校の
共同研究グループは、運動と記憶に関する
ヒトでの検証を行いました。
健常若齢成人36名を対象に、
「運動条件」と「安静条件」の2回の実験を、
無作為に割り当てられた順序で実施。
運動条件では、運動強度は超低強度とし、
予め実験参加者ごとに計測した
最大酸素摂取量の30%になるように運動負荷を設定。
10分間のペダリング運動直後(5分後)に
MRI装置の中で記憶テストを行いました。
安静条件では、運動の代わりに座位安静の後、
同じように記憶テストを行いました。
記憶テストは、似ているが全く同じではない
2つの物体の写真を順に提示し、
その違いに気づけるかどうかをテストしたそうです。
その結果、わかったこととは?
詳しくはリンク記事でご確認ください。
情報源: 【プレスリリース】短時間の軽運動で記憶力が高まる! ~ヒトの海馬の記憶システムが活性化されることを初めて実証~ | 日本の研究.com
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